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ヘルシンキの人々

1つの街に長い時間滞在すると数日の観光ではわからなかったことがいろいろと見えてくる。
短い時間でもこの街で暮らすことが何となく想像できるようになるから不思議なものだ。

街の大きさもだいたいわかってきたし、乗り物の乗り方や公衆トイレの場所、
トラムが走るルートもきちんと識別できるようになった。食事もあそこの店はおいしいとか、
毎日何かしら新しい発見がある。

街を歩くときも最初はガイドマップが頼りだったけど、次第に人から得られる生の情報が役に立つようになった。
人との接点をもつようになって、人の親切さが身にしみた。

街中で地図を片手に立っていると、必ず誰かに声をかけてくれた。
気がつけばたくさんの人たちが手を差し伸べてくれて、
心細い旅行者にとってこれほどありがたいことはなかった。

観光案内所の受付も、駅の売店のおばちゃんも、みんなとにかく仕事がデキる。
そして街を歩くほとんどの人が母国語のほかに英語が話せるのも驚きだった。

ヘルシンキでは朝8:00ごろから仕事をはじめ、夕方5:00にはだいたい終わる。
おもしろいことに平日にも関わらず、街中でスーツを着た人にはほとんど出会わない。
みんな平服で仕事をしているのだろう。

夏は夕方になるとカフェが人で賑わい、街中はまるで休日のような雰囲気に変わる。
仕事帰りにカフェでお茶して帰る人もいれば、一度家に帰ってから夕食をとり、
再びカフェに戻ってくる人もいる。

ヘルシンキにはアパート住まいの人も多く、西向きの部屋は特に人気が高いらしい。
夏は仕事が終わって家に帰ってくると、バルコニーなどで夕食をとることが多いという。

西向きの部屋は夕方の太陽を楽しめてとてもよい場所になるのだそうだ。
厳しい冬の時期があってこそ、太陽と共に過ごす贅沢な時間。

こういう暮らしをしていると、何だか人生を2度生きているような・・そんな気分になれる。
毎日の生活を存分に楽しむこと。それは彼らにとって当たり前のことのようだった。

この旅で最初に訪れたヘルシンキの街。私たちにとって思い出深い場所になった。
いよいよこの街をを出て、フィンランド各地を巡る旅に出ることにしよう!



posted by Toki Tsuboi | 20:12 | フィンランド | comments(0) | trackbacks(0) |
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